歴史的大暴落コロナショックの記録と投資哲学

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こんにちは!
個人投資家のそいやです!

前回の記事からまともな反発はなく急落を続けています。
退場せずに踏ん張れているでしょうか。

さて、このコロナショックでは、リーマンショック以上の指標や過去最大の値幅を記録したものもあります。
ようやく一旦底をついた感もありますので記録しておきたいと思います。
また、こういう時の心持ちについてもおさらいしておきましょう!

コロナウィルスに関する前回(3/1時点)の記事はこちら!

NYダウは33%下落、日経平均は31%の下落

まずは、NYダウですが、コロナショック前の高値である2/12の終値29,551ドルから急降下で一直線に値を下げ、直近の最安値を記録した3/18の終値は、19,898ドルとなりました。

出所 SBI証券アプリ

一般に高値から10%下げると調整局面、20%下げると下落局面と言われますが、この1か月の間に33%の下げとなりました。

次に、日経平均は1/20終値の24,083円から3/19終値16,552円と31%の下げとなっています。

出所 SBI証券アプリ

この下げにより、NYダウは一時、トランプ大統領が就任した2016年11月以来の株価まで落ちました。
また、日経平均も同じく2016年10月頃の株価まで押される場面がありました。

記録づくめのダウ乱高下!

この記録的な下げの間、ダウも日経平均も毎日記録的な値幅で動いていました。
ここでは3月以降のダウの乱高下ぶりについて記録しておきます。

【2020年3月のダウ値幅】
・2日(月)+1,293ドル(過去2番目の上げ幅)
・3日(火)-785ドル
・4日(水)+1,183ドル(過去3番目の上げ幅)
・5日(木)-969ドル
・6日(金)-256ドル
・9日(月)-2,013ドル(過去3番目の下げ幅)
・10日(火)+1,167ドル(過去4番目の上げ幅)
・11日(水)-1,464ドル(過去4番目の下げ幅)
・12日(木)-2,352ドル(過去2番目の下げ幅)
13日(金)+1,985ドル(過去最大の上げ幅)
16日(月)-2,997ドル(過去最大の下げ幅)
・17日(火)+1,048ドル
・18日(水)-1,338ドル
・19日(木)+188ドル

ちなみに日経平均は、3月9日(月)-1,050円が歴代20位の下げ幅、3月13日(金)-1,128円が歴代13位の下げ幅となっています。

上記のとおり、ダウだけで見ても、過去最大の下げ幅の翌日に過去最大の上げ幅、その翌日には2日前を超える過去最大の下げ幅を記録するなど、歴史的な値幅で上下を繰り返していたことがわかるかと思います。壮絶な暴落局面ですね笑。

指標面も歴史的な数値に!

さて、前回の記事では、VIX、信用評価損益率、騰落レシオについてお話ししましたが、あれから更に歴史的な数値となりましたのでこれも記録しておきます。

VIX(ボラティリティインデックス)指数の推移

VIXは3月以降、下記のように推移しました。
リーマンショック時が89でしたが、3/16には82.69となりました。
いかに投資家が恐怖を感じ、パニック状態になっていたかが分かります。

出所 株式会社ストックブレーン ホームページ

【2020年3月のVIX指数推移】
・2日(月)日経39.30 米国33.42
・3日(火)日経37.80 米国36.82
・4日(水)日経33.20 米国31.99
・5日(木)日経28.07 米国39.62
・6日(金)日経36.41 米国41.94
・9日(月)日経47.71 米国54.46
・10日(火)日経44.43 米国47.30
・11日(水)日経47.09 米国53.90
・12日(木)日経51.48 米国75.47
・13日(金)日経51.10 米国57.83
・16日(月)日経60.67 米国82.69(終値ベース過去2番目)
・17日(火)日経56.63 米国75.91
・18日(水)日経56.12 米国76.45(一時85.47まで上昇)
・19日(木)日経58.45 米国72.00

VIX指数が高いということは、市場のボラティリティ(値幅)が大きいことを表しています。これはリスクが増大していることを表しています。
こうなると機関投資家は運用上、保有株式を売ってリスクを調整することがあるので(リスク・パリティ)この売りも下げに拍車をかけることになり、資金の逆回転が発生するともいわれています。

今後もVIXの動向を気にしていきたいと思います。

信用評価損益率の推移

次は、信用評価損益率についての記録です。
前回の記事でマイナス15%に近づくと反転が近づくといわれている指標であり、2/21時点でマイナス15%を超えてきたので、今後の見極めが必要と述べました。
あれからどのように推移したのでしょうか。

出所 株式会社ストックブレーン ホームページ

【2月下旬以降の信用評価損益率推移】
・2月21日 -15.25
・2月28日 -21.35
・3月6日 -20.39
・3月13日 -31.02
・3月19日 -31.37

さて、こう見ると、-15%どころか、-30%まで超えてきました。
ここまで来ると、信用買いをしている投資家達は追証売りを出さざるを得ず、「ぶん投げ」が加速したといえます。

また、3月16日の週も反発らしい反発もなく、19日には寄りから引けにかけてきつい売り浴びせもあったので、「ぶん投げ祭り」が開催された形となりました。

もちろん個人投資家のぶん投げを拾うのが機関投資家等のプロのお仕事なので、ここで投げてしまった人は、養分となってしまったといえるでしょう笑

騰落レシオ(25日)の推移

次に騰落レシオ(25日)の記録です。
前回の記事で「70以下になると売られすぎといわれる指標であり、2/28時点で53まで落ちている」と述べましたが、あれからどのように推移したのでしょうか。

出所 株式会社ストックブレーン ホームページ

【2020年3月の騰落レシオ(25日)推移】
・2日(月)60.09 日経平均+201円
・3日(火)58.35 日経平均-261円
・4日(水)61.57 日経平均+17円
・5日(木)63.51 日経平均+229円
・6日(金)58.13 日経平均-579円
・9日(月)56.76 日経平均-1,050円
・10日(火)57.33 日経平均+168円
・11日(水)57.10 日経平均-451円
・12日(木)49.55 日経平均-856円
・13日(金)43.25 日経平均-1,128円
・16日(月)40.12 日経平均-429円
・17日(火)44.65 日経平均+9円
・18日(水)45.58 日経平均-284円
・19日(木)46.88 日経平均-173円

70を割ると売られすぎと言われていますが、60どころか50も割り込み、16日には40.12とこれもまた歴史的な水準となったことが分かります。
16日(月)を底に上げ始めた銘柄もあるので落ち着いてきたのかもしれません。

ちなみにリーマンショックの時も50割れとなったみたいですが、12日から19日の6日間も連続で50を割り込んだのは新記録になるかと思います。

暴落時のメンタル管理

いかがでしょうか。
ここまでの記録づくめの暴落はここ数年間ありませんでした。
リーマンショックやITバブル崩壊時でもここまで短期間での急落・暴落とはならなかったと聞きます。
(私もリーマンショック後である2015年から株式投資を始めたので、当然、初体験です。)

しかし、それでも冷静に対応できているのは、やはりメンタルの持ち方や考え方のおかげかと思います。
ここでは、私が、どのように考えているかも少しだけ紹介しておこうと思います。

株価が下がった時に上げるべきはやる気と士気

こういった見た事も体験した事もない時こそ、メンタルを平常に保つ事が何よりも大事です。

株価が下がって損失が出るのは当たり前のことです。
損切はいつしたらいいだろうか、一刻も早く取り戻さなくては!と考え出すと、正常な判断ができなくなります。
そうなると、動けば動くほど損失は膨らみます。
普段、しっかり考えて慎重に動いていたはずなのに、安易なリバ取り等に走ってしまい、更にやられてしまいます。

こうなると、やっぱり株式は難しいものだったんだとか、リスクが高すぎるとか、もうこれ以上損失を出したくないとか、挙句の果てにはしっかり働いてコツコツ貯金するのが一番だ、もう辞めよう。という気持ちになってきます。

しかし、本来は逆のはずです。

株価が下がれば下がるほど、その銘柄の割安さや配当利回りは上がります。
また、株価は、上場廃止や倒産しない限り、いくら下がっても0円にはなりませんので、株価下落リスクは小さくなっていきます。

日に日に損失が増えていくのを見るのは辛いですが、こういう時こそ、やる気や士気を上げていきましょう!

ちなみに3/16には四季報の最新版が発売されましたが、企業分析を怠ってはいないでしょうか。
暴落のせいでそれどころではなかったと言ってる間に、勝つ人はやるべきことを淡々とやっている事も忘れずにしたいものですね^^

信用買いでリスクを増幅しない

みなさんは信用取引をしているでしょうか。
自身の資金以上に取引をすることで、レバレッジをかけることができるため、利益が出た時にはレバレッジの分、増幅した利益を得ることができます。
しかし、こういった局面では当然、レバレッジをかけた分だけ損失が膨らみます。

一般的に株式投資でのリスクとは上下の値幅(ボラティリティ)が大きいことを指します。
想定できる値幅(ボラ)が大きいと、リターンを計算することが難しくなり、管理できなるからです。
だからVIX指数ではボラティリティを元に計算されているのです。

今の局面では、上記のとおり、毎日のボラが激しく、先行きは不透明です。
それにレバレッジをかけるということは、ただでさえ、リスクが高いのに更にリスクを増幅させる行動です。

生き残ることが一番大事な相場で、自分から退場予備軍に入れてください!と言っているようなものです。

更には、損失の拡大や追証に対する恐怖心に支配され、正常な判断ができなくなり悪循環になります。

信用買いは信用害とも言われます。
ポートフォリオのリスク管理のため、ショートポジションを作るのに活用するのは良いと思いますが、こういった時に信用取引はなるべく使わないようにしましょう。

なによりも資金管理を

みなさんは今、全資産のどれぐらいが証券口座に入っているでしょうか。

2019年は右肩上がりの良い相場だったので増やした方も多いと思います。そしていくらでも増やせると思っている方も多いでしょう。
中には何百万、何千万という資金でやっている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、事の大きさはあれど、このような急落・暴落局面は必ずやってきます。
見てのとおり、一日で資産の5~10%が動くような相場です。
それだけで恐怖心は増幅され、正常な判断がしづらくなります。

今はそういう時(リスクの高い時)だというのを見極めたうえで、今だけ株式投資にかける資産を縮小するというのも技量のうちかと思います。

一方で、こういった時こそ何かを学ぶチャンスです。せっかくの体験にノンポジ(キャッシュポジション)で何もせず見ているだけというのももったいないと思います。
このような局面は、これから先の長い投資人生で何度も訪れるようなものではありません。
今しか学べないようなことを得るため、試したいことをやってみるため、少額でやってもいいのではないでしょうか。

そのうちまた簡単な相場はやってきますので、わざわざ難しい時期にフルパワーで臨むというところを見直していいかもしれません。

ちなみに私は2018年末からこれまでずっと少額に減資したうえでやっていますので、今回の暴落を楽しめています。
しかし、やっぱり早くこの局面が収束に向かって欲しいと願います。

その時はまた、ファンダメンタルに基づくスタイルが活きてくるでしょうから、四季報を読んだり会社を分析したりといったことは怠らず臨みたいと思っています。

辛い時期を乗り越えて、また上昇局面を共に迎えましょう! 

こういったメンタル面や考え方、リスク管理に関する本もたくさんありますので是非読んでみてくださいね^^

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コメント

  1. 松千代 より:

    こんにちは。
    現在のコロナウイルスの影響による株価暴落に備えて、資金を貯めてこのタイミングで投資する思考の方もいるのでしょうね。まさに「個人投資家のぶん投げを拾うのが機関投資家等のプロのお仕事なので、ここで投げてしまった人は、養分となってしまったといえる」ですね。
    勉強になりますね。
    また、訪問させていただきます。

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