【預金と貯金の違いとその歴史】

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こんにちは!
個人投資家のそいやです!

株式投資を通して、企業調査や分析と合わせて、経済学や金融工学の勉強もしてきました。実際にそういった場に立つと、海外に比べて、日本では圧倒的に金融や経済に関する知識や意識が大変低いということに気づかされました。
(難しい言葉を使うと「金融リテラシー」と言います。)

お金というのは経済活動における血液とも言われるぐらい大切なもので、この流れを止めてしまうと経済が落ち込み、国全体の成長も止まってしまいます。
そこで、ぼくもできる範囲で情報を発信することで、少しでもこの部分の底上げに貢献し、ひいては経済の発展に寄与することができればと考えています。

義務教育や学校ではなかなか教えてもらえない事ですが、仕事や私生活にも活きてくることもあるので、興味を持っていただけると幸いです。

まずは、預金と貯金の違いとその歴史についてお話ししたいと思います。

預金と貯金の違いとは

早速ですが、「預金」と「貯金」の違いはどういったところにあるのでしょうか。

預金と貯金は一緒だと思っている方は、少し違います。

本来、預金とは銀行にお金を預けることを言います。

UFJ銀行や三井住友銀行などメガバンクと言われる大手銀行や、地方銀行に口座を作り、そこに毎月給料やお小遣いを預けておくことは預金です。
貯金ではありません。

一方、貯金とは、本来、郵便貯金にお金を預けることを言いました。
(正確には農協や漁協に預ける事も貯金でした。)

しかし、郵政民営化で、ゆうちょ銀行となったことで、銀行に預けるということと同意となったので「預金」なのですが…。

「預金でも貯金でもどっちでもいい!!」という方はいっぱいいそうですが、一方で、
「なんで違うの?」
「【預金 貯金 違い】で検索してみよう!」となれば、goodです!

なぜなら、【疑問があったり、少しでも興味がわけば、まずは調べてみる】という思考やクセを身につけることで、様々なメリットがあるからです。

「どっちでもいい!」と感じた人も、少しずつこういった思考やクセを身につけていきましょう!

「預貯金」は誰に教わった?

あなたは小さい頃から今に至るまで、「いざという時の為にも貯金をしておきなさい!」と言われたことはありませんか?

もちろん、ぼくも言われていましたし、小さい頃から貯金をしていました。
(もちろん上記のように、預金と貯金の違いは知りませんでしたが、奇跡的に郵便貯金だったので、「貯金」をしていたことになります笑)

しかし、なぜ、親はこんなにも貯金をすすめるのでしょうか?

それは、ぼくらの親世代も、おじいちゃんおばあちゃんに「貯金をしなさい」と教えられたからというのが一番正解に近いのかなと思います。

では、なぜ、おじいちゃんおばあちゃんは「貯金をしなさい」と我が子に教えたのでしょう?

これには、諸説あると思いますが、ひとつの説として、日本の歴史の中に答えがあると考えられます。

国が貯金(貯蓄)をすすめていた!

さて、みなさんは、こんなポスターを見た事があるでしょうか。

f:id:soiya_kei:20191002193050j:image

(国立公文書館から)

見たことあるでしょうか?と聞いてみたものの、見た事なんてないと思います笑

これは昭和初期に国が貯蓄をしましょう!と奨励している時のポスターのようです。

他にもこんなものが残ってるようですのでお時間があればのぞいてみてください。

『写真週報』 にみる昭和の世相_トピックス

さて、この時期に国が貯蓄を奨励していたのは理由があります。

当時、日本は戦時中にあり、主な国策といえば軍事関連の政策が多くを占めていました。
軍事設備の増強にはお金が必要だった為、国民に貯蓄をすすめてお金を集め、そのお金で国債を買う等して、国内で資金を回しながら、軍事設備を増強し、戦争に臨んでいた、といったところです。

時代とは言え、恐ろしい世の中ですね。

今の時代に生まれて良かったなと本当に思います。

昔の貯金利率はうらやましいほどに高金利!

当時、国策として、国が貯金をすすめるからには、その利率はうらやましいほどに高かったそうです。
どれぐらいの利率だったのでしょうか。

なんと、高い時で年利8%以上もの利回りがあったそうです!

この年利8%という数字は、資産を形成するにあたり、どれぐらいの効果があるのでしょうか。

たとえば、100万円を貯金すれば、1年後には108万円、2年後には116万6400円、10年後には215万8925円にもなるのです!
※年に8万円ずつ増えるわけではなく、複利という考え方を適用することになります。2年目以降は8%増えた状態から更に8%増えるという雪だるま方式のような考え方ですね^^

このように預けるだけでみるみる増えていく時代。

それがおじいちゃんおばあちゃんの時代だったわけです。

年利は羨ましいけど、戦争のある世の中は嫌ですね…

このように、おじいちゃんおばあちゃんの世代にとって【貯金は預けるだけで資産が増えるもの】でした。

しかも預けるだけで何もせずにほったらかしでよかったのです。
かつ、国策なのでリスクがほぼありませんでした。
ノーリスクで8%の利回りを確保できるという事は現在ではほぼ皆無に等しいです。

当然、そうやって育ったおじいちゃんおばあちゃんは、我が子(つまり自分たちの親)にもそのように教えますよね。

そして、ぼくらの親世代は、貯金もしつつ、戦後の高度経済成長期で育ちました。これもまた良き時代であったことは確かです。

高度経済成長とバブル崩壊

国が成長する時には株式や土地の値段はグングン上がります。
この頃には、株式投資をしたり、土地を転がしたりといった人たちも増えて、バブルが形成されていたという話はテレビ等で観たことがあると思います。

ぼくらの親世代で株式投資や不動産投資をしていた人はボロ儲けだったと思いますが(これも羨ましい!笑)、貯金でも、年利3〜5%ぐらいはあったんじゃないでしょうか。

しかし、良い時代はいずれ終焉に向かいます。

バブル崩壊です。

バブル崩壊とともに株や土地の値段は暴落(というかあるべき姿に戻った)しました。
そして、この時、株は怖い、土地は怖いといった話が蔓延したのでしょう。
ぼくらの親世代もとうとう投資をする人はいなくなってしまいました。

そんな世代だから、子のぼくらには、貯金をしなさいというのは当然なのでしょう。


自分らで値を釣り上げて、そして自分らで元に戻しておいて、投資をやめ、貯金を推奨しお金の循環を止めてしまったことで、さらなる経済の悪循環を後世に引き継いでしまったのです。
こうして空白の30年間と言われる不況の時代を招いてしまったのです。
自業自得ですが、不況マインドが染みついてしまったのでそこからなかなか抜け出すことができないのは想像できるかと思います。

これから好景気を取り戻し、国民が消費への観点を変え、経済活動が好循環を繰り返すようになり、国として発展していくというところまで軌道に乗せるのは至難の業でしょう。

こういったリスクがあることは十分に理解しておくことは重要ですが、今はバブルも何も、不景気局面から抜け出そうと国をあげて頑張っているところなので、バブルが起これば…というような心配は杞憂というものではないでしょうか。
なんせ、今の日本の教育では、金融や経済の知識が育たない以上、バブルが何かすらも知らないのですから…。

戦時中の貯蓄奨励➡戦後からの経済回復と金利の話➡高度経済成長からの好景気➡バブル崩壊からの不景気という流れをお話ししたところで、次の話では、現在の金利と政策についてお話ししましょう。

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コメント

  1. […] 【わかりやすい株式投資の始め方】(第2話)預貯金から株式投資へ […]

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