こんにちは!
個人投資家のそいやです!
【株式会社(個別銘柄)とは】では、ひとつひとつの会社を応援するという姿勢を大事にしようという話をしました。
読んでいない方、忘れた方はこちら!
さて、前回は、みなさんの周りを見渡すだけでも100社以上知っている会社があるでしょうとお話ししました。
では、実際に株式を通して、応援(投資)することができる会社はどれぐらいあるでしょうか。
【投資を通じて応援できる会社は何社ある?】
何社ぐらいあるのか、だいたい予想できるでしょうか?
500社ぐらい?
1000社ぐらい?
2000社ぐらい?
3000社ぐらい?
…
ストップ!
四季報2019年秋号によると3744社あるそうです^^
国内の全ての企業数にしては少なくないでしょうか。
と思った方は大正解で、中小企業庁によると、日本には大企業や中小企業を合わせて、なんと380万社以上もあるそうです!
株式投資を通して応援することができるのは、なぜ3744社かというと、これは【株式を上場】している会社の数だからです。
株式を上場するというのは、一般的に株式の売買ができるということで、上場している会社じゃないと、ぼくらは株式を通して応援することができません。
例えば、トヨタやソフトバンク、ファーストリテイリング(ユニクロやGUを展開)等は上場しており、日本でもトップクラスの大きな会社で、数多くの投資家が応援しています。
一方でみなさんが知っているほど有名でも、非上場の会社はあります。
飲料会社のサントリー、旅行会社のJTB、ゼネコンの竹中工務店、100均のダイソー、ジップのYKKなどなど、これらの会社の株式はぼくらは売買することができません。
(非上場の株式を売買する方法もありますがここでは割愛します。気になる方は自身で調べてみてください。)
上場する=一般の方でも株式を売買できる
ということは、投資家がリスクを負えるようになるということです。
株式を通して応援するつもりが、万年赤字の会社だったり、株主に報いる気がない会社だったり、実はうさんくさい会社だったとか、そういうの会社では困りますよね?
なにより投資家保護の観点からも、上場するには、厳しい上場基準ををクリアする必要があるのです。
ちなみに先ほど挙げた、「非上場でも有名な大企業」は、万年赤字とかうさんくさいというわけではありません。
上場することで、株式市場から資金調達をできるようになりますが、上場するだけでも審査費用やそのための書類作成など多くの経費がかかったり、上場後も株主への対応などなど多くの仕事や経費が増えます。
上場するより非上場のままの方が効率的だと判断するなら、別に上場する必要はないのです。
さて、話を戻します。
【投資家にとって「四季報」は宝の山!】
四季報2019年秋号によると、3744社に投資ができるといいました。
最新の四季報はこちらのページで紹介していますので、最新号をチェックしてくださいね^^
ぼくは四季報は毎号読んでいますが、スタバで読んでいると「辞書を読んでるんですか?」と声をかけられることがあります。笑
380万社の中から3744社しか載ることができない。
上場するということ自体が、ハードルが高そうですね。笑
この時点である程度、投資できる先には素晴らしい会社が多く、一定の投資家保護が図られているといっていいのかもしれません。
※上場していても、万年赤字や不祥事を起こしたりで上場を取り消されそうな会社もあります。投資先はしっかり調べてそういうところには手を出さないことが鉄則です。
さて、この四季報というのはとても素晴らしい冊子で、会社がやっていることや業績、記者による取材の状況等、さまざまな情報が四半期(3か月)ごとに更新されています。
しかもこの四季報、1936年からずっと続いており、ここまでまとめられた情報が80年以上も続いているというのは日本ぐらいなものらしいです。
日本人の勤勉さ、努力家ぶりがこんなとこに詰まっているんですね^^
【四季報はアプリで見ることができる!!】
なんとこの四季報は、みなさんが開設した証券口座(そろそろ開設しました?笑)のアプリで見ることができるのです!
このサービスは、ぼくが株式投資を始めた頃のアプリにはなかったので、これから始める方はいちいち本屋に行って辞書みたいなの持ち運ばなくてもいいから羨ましいです。笑
(といってもぼくは全社見たいし好きなので冊子を買ってスタバで辞書のごとく読むんですけどね笑)
ちなみに、アプリでみるとこんな画面です(銘柄:トヨタ自動車)。


ページを切り替えると、業績や株主の状況等、色々な情報が載っています。
証券口座を開設して、アプリをダウンロードしたら、まずは知っている会社を検索して四季報を読んでみるといいでしょう。
きっと、応援したくなる会社が出てくるはずです。
株式投資は【応援の手段】ということを忘れてはいけません。
みなさんにも良い出会いがあることを祈って、今回はこのへんで。
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