【預貯金とインフレ・デフレ】

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こんにちは!
個人投資家のそいやです!

【預金と貯金の違いとその歴史】では、昔は預貯金の金利も高く、もらった給料や小遣いを預貯金で運用するメリットが大きかったという話をしました。
読んでいない方、もう一度読みたい方はこちら!

さて、今回は、預貯金の現状とインフレによる貨幣価値の減少について理解を深めていただきたいと思います。

今の預貯金の金利はどれぐらい?

みなさんは今の預貯金の金利がどれくらいか知っているでしょうか。
(昔と比較しやすいようにゆうちょ銀行の金利にしましょう。)

3%?2%?1%?

なんと、ゆうびん貯金における通常貯金の金利は0.001%だそうです。(2019.9.30現在)

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ゆうちょ銀行のホームページから

「わかりやすい株式投資の始め方」第2話では、金利が8%の場合、1年間ほっとくと108万円になるとお話ししましたが、金利が0.001%の場合だとどうなるのでしょうか。

なんと1年後は、100万10円とのことです。

1年間ほっておいて「10円も増える」と考えるか「10円しか増えない」と考えるかは人それぞれの価値観によってもちろん違いますが、

それなら、1年間、自販機の周りに落ちてる小銭を探し続ける方がもっと増えそうですね笑
(不審者に間違われるのでやめましょう。)

ちなみに100年ほっとくと、100万1000円になるみたいです。

100年で1000円というレベルです。

1000円だと最近の時給と一緒ぐらいです。

それなら今から1時間働きましょう笑

  

間接金融とは~預貯金で集まったお金はどうしてる?~

そういえば、ぼくらが預金として預けたお金は、普段どうなっているのでしょうか。

ATMや窓口で預貯金として入金された(預かった)ものを、大切に金庫に入れておいて、ATMや窓口で引き出す時に、そのまま返してるだけでしょうか。
もちろん、こういった業務もありますが、それだけではありません。

銀行では、こうして集まった資金を企業や事業主等に融資し、その貸付金利から利益を得ています。

他にも、為替事業や債券の売買等の事業はありますが、この貸付金利が収益源のひとつなのは確かです。

銀行の業務については、三井住友銀行の子ども用サイトが分かり易いと思うのでリンクを載せておきます。https://www.sumitomo.gr.jp/kids/shikumi/smbc02.html

つまり、ぼくらは預貯金をすることで間接的に企業に対して、貸付を行っているということです。

このような視点から言えば、ぼくらは間接的に企業に対してお金を貸しているという見方もできます。

これを「間接金融」といいます。

ぼくらは金利0.001%で預貯金をしていますが、そのお金を銀行はそれより高めの金利で貸し付けを行っているんですね。

上記のように、預貯金では、いくら長期で預けていてもほとんど増えることはありません。
これは預貯金のデメリットといえるでしょう。

しかし、もちろん預貯金にもメリットがあります。

それは、手元に返ってこないリスクがほとんどない事です。

預けた分は銀行が潰れない限り、確実に返ってきますし、必要な時にはいつでも引き出すことができます。
でもはっきり言って、メリットはそれぐらいだと思います。

次に、

インフレに合わせた資産運用を

さて、預貯金にはこういったメリットとデメリットがあることを考えると、時間軸を考慮したうえで資産運用をしなければならない事に気づくことかと思います。

1年以内に使うようなお金、近々必要なお金は、預貯金に回すのが良いと思います。

しかし、将来が不安だからとか老後の為にといった長期的な資産形成の為のお金は、数年、数十年という時間軸で考えなくてはいけません。

長期的に形成していくべき資産を、たった0.001%で置いておいても、全然増えない事は、上記の話で理解していただけたでしょうか。

ましてや、モノの値段はどんどん上がっていきます。

資産の運用を長期で考える場合、インフレやデフレの影響を考慮する必要があるのです。

インフレとデフレ

みなさんは 「インフレ」や「デフレ」を説明できるでしょうか。

これは義務教育でも教わるので、聞いたことぐらいはあると思いますが下記の通りです。

●インフレ=モノの価値や値段が上がっていくこと。
●デフレ=モノの価値や値段が下がっていくこと。

消費者としては、モノの値段が上がると生活に困るのでデフレの方が良いと考えるかもしれませんが、実はその逆です。

モノの値段が下がると、企業の売上や利益も下がり、ぼくらの給料も下がります。下がった給料では高いものが買えないため、消費を抑える。企業は安いものしか作らなくなり、更にモノの値段は下がっていく。売上も利益も更に下がり、給料も下がり続ける。
といった悪循環になります。

実は、この悪循環が平成の30年間に起こったのです。

この負のスパイラルを抜け出すために、政府は今後、インフレとなるよう様々な政策を打ち出しています。
インフレにするとデフレの逆の現象が起きるので景気が回復傾向に向かうのです。

みなさんの最近の給料や賞与はどうでしょうか。
少なくとも、前年よりは少しずつ上がってきていると思います。
企業側と従業員側が交渉して、給与や賞与を挙げるための「労使交渉」はここ最近、毎年ベア(ベースアップ)が多くの企業で成立しているようです。

インフレでは貨幣価値が下がる!

さて、話を戻して、もっと長期の話をしましょう。
おじいちゃんおばあちゃんが、「昔はうどん1杯50円だったな〜」というような話を聞いたことはありませんか?

今ではぼくの好きな丸亀製麺でも釜揚げうどん290円です。
これでも50円からおよそ6倍の値段となっています。
平成の30年間でデフレが長く続いた事を差し引いても、もっと長期的な視点でみれば、やっぱりモノの値段は上がっているのです。

他にも、モノやサービスの値段は、昔の値段から大きく上がっているはずです。
おじいちゃんおばあちゃんに、いろいろなモノやサービスの昔の値段を聞いてみましょう。

これが何を表すかというと、当時から将来の為にと、うどん1杯を我慢して貯金箱に50円を入れていたとしても、50年後である今日には、うどん1杯どころかおにぎりすら買えない世の中になってしまったということです。

つまり、モノの値段が上がると、貨幣の価値は目減りしてしまうということですね。
今から数十年後、モノやサービスの値段はどうなっているか?ということを意識してみましょう。

長期的な価値の増減には複利効果を意識する

もちろん、この間に日本は高度経済成長を迎え、インフレが進んだことでモノの値段がグイグイ上がったので、同じレートで上がるわけではありませんが。

とにかく「今の1000円」は、数十年後に【今と同じ1000円の価値ではない】ということは明らかです。
これは、インフレの影響によるものです。


では、今、政府が目標としているインフレ率はどれぐらいなのでしょうか。

実は、現在、政府は年率2%のインフレを目標にしています。
政府は、2%ずつ国として成長していこう!と明言しているのです。

「年率」2%ということは、数年間はこのスピードで成長し続けることを目標にしているということです。

こうして長期間に渡って、成長していく場合、考えなくてはいけないのが複利効果です。

例えば、1年目2%、2年目2%、3年目2%、4年目2%、5年目2%と成長していくと、1.02×1.02×1.02×1.02×1.02と、単純に2%×5年間よりも大きく増えていくのです。

これが数年、数十年と続くと雪だるま方式に増えていくのです。
こうして50円のうどんも290円になっていったのですから…

当然、こうしてモノの価値が上がる分、貨幣の価値も複利効果で下げ続けます。
何年も預貯金しながら置いていても全く増えない(10円ぐらいは増えますが笑)どころか、年2%ずつ目減りしていくという意識を持ちましょう。

だからこそ、預貯金だけはなく、インフレに追従する資産にも振り分けるといった資産運用を考えていくことが大事なのです。

たったこれだけを意識するだけでも、今後の生き方が変わってくるはずです。

今の預貯金のうち「1/10ぐらいは何かしら運用してみようかなー?」となってきたでしょうか。

次は、「インフレに追従する資産」に振り分けるということから、株式投資について紹介したいと思います。

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